介護職に限らず働く上で重要となってくるのが収入面です。一般的に介護職の給与は低いとされていますが、400万円以上の年収を得ている介護職が存在するのもまた事実なのです。では、介護職の方が収入を上げるにはどのような方法があるのでしょうか。介護職が収入を上げる方法としては、リーダーやフロア長などのスタッフをまとめ上げるポジションに昇進すること、より上位の介護資格を取得する方法、給与が良い他の施設に転職すること、の3点が挙げられます。
まず1つ目のスタッフをまとめ上げるポジションに昇進することですが、こちらは純粋にキャリアアップを行い、給与を上げるという方法です。人を束ねる役職につけば、リーダー手当などの手当が加算されるとともに、基本給もアップする場合が多いのです。また、介護業務だけでなく、マネジメントも学ぶことができるため、更に上の管理職などの役職も視野にいれることが可能になります。2つ目はより上位の介護資格を取得する方法です。初任者研修よりも実務者研修、実務者研修よりも介護福祉士のほうが資格手当は多くなり、基本給もアップします。初任者研修と介護福祉士では平均5万円もの月額給与の差があるのです。3つ目は給与の高い介護施設に転職する方法です。一般的に社会福祉法人が運営する特別養護老人ホームなどは給与も高く、賞与も4ヶ月分を超える施設もあるため、そういった高収入を実現できる施設に転職してしまうのも収入アップの方法の1つです。